2016年に出版された岩村充さんの「中央銀行が終わる日 ビットコインと通貨の未来」が、今月から Kindle Unlimitedの対象になっています。
本書で著者は、中央銀行である日本銀行の金融政策がなぜ効かなくなったのか、暗号資産(仮想通貨)はなぜお金として機能するようになったのか、そして「金利付き貨幣」の出現は経済の仕組みをどう変えるのか、中央銀行の「貨幣発行独占」が終わるのか、など通貨システムの未来について、わかりやすく解説しています。
暗号資産 ビットコインといえば、価格が上がった/下がった~、儲かる/損する ばかりで話題になりますが、本書では投機/投資面についてはほとんど触れず、これからの経済の未来に関して、暗号資産がどのような意味を持つ可能性があるのか?そして中央銀行との役割・関係性について考察されている書籍です。
その考察は出版から時を経た現在でもまだ古びておらず、多くはまだまだ理解されていないことであり、一読の価値があります。
コメント